米カリフォルニア州知事、アーノルド・シュワルツネッガーは、木曜日、マリファナ所持を「半解禁」する法案に署名しました。
来年の1月1日から施行されるこの法は、1オンス(約28グラム)までのマリファナ所有を罪としながらも、罰則は交通違反キップなみの100ドルの罰金を支払えば逮捕記録が残らないというもの。つまりは「軽罪」から「違反」になったことをあらわします。ただし、被告には弁護人を携えて訴える権利は有します。
これは昨年だけでマリファナ所持による6万件以上の立件があり、これらすべてが裁判を必要とするため、資金繰りにきびしい同州が、思い切った予算削減のためにもおこなったものだとシュワルツネッガーは説明しました。
これでカリフォルニアにおいては、マリファナの少量所持が、公共の場もしくは未成年者の前での喫煙(軽罪)よりも軽微な違反として扱われることになりました。
HEAVEN
-----追記-----
少量の大麻は逮捕しません カリフォルニア、財政危機で
2010年10月2日10時41分
【ニューヨーク=田中光】カリフォルニア州で9月30日夜、少量の大麻を所持していても、逮捕せず、前科前歴に算入しないとする州法が成立した。同州のシュワルツェネッガー知事が法案に署名した。大麻の合法化ではないが、交通違反と同じ扱いになるという。訴追に必要な捜査機関や裁判所などの財政負担を軽くするのが狙いだ。
米メディアなどによると、同州ではこれまで、1オンス(約28グラム)以下の大麻を所持していた場合、軽犯罪容疑で逮捕される可能性があり、100ドル以下の罰金が科せられた。2008年の逮捕件数は6万1千件に上っていた。新しい法律は来年1月に施行され、罰金はそのままだが、刑事手続きはなくなるという。
この日の法案の署名にあたって知事は、大麻の合法化には反対であると主張しつつ、1兆円を超える慢性的な財政赤字を抱える同州の財政危機を指摘。「限られた財源の中で、交通違反切符と同じような刑罰のために訴追する余裕はない」とコメントした。
カリフォルニア州では「医療大麻」と称して大麻使用が広がっており、全米各地の連邦議員選挙や知事選が行われる11月の中間選挙に合わせて、大麻の合法化を問う住民投票が行われる予定だ。5月の世論調査では、賛成が49%、反対41%だった。
引用元:asahi.com(朝日新聞社):少量の大麻は逮捕しません カリフォルニア、財政危機で - 国際
http://www.asahi.com/international/update/1002/TKY201010020109.html
この朝日の記事は、「カリフォルニア: 大麻所持「違反」化法案が議会を通過、知事の承認待ちに」の続報といった内容で、11月の大麻合法化(規制と課税)住民投票(Prop19)の前哨戦ともいうべき法案でした。シュワルツェネッガー知事の署名を得て、大麻所持を刑事罰の対象から外し、罰金のみとしたわけです。
シュワルツェネッガー知事に関しては、学生時代にパーティーで大麻を吸っている動画がネットで公開されたこともありました。かつて、クリントンが大統領だったときにも、過去の大麻喫煙がスキャンダルとして報じられ、クリントンは「口にはしたけど肺まで吸い込んでいない」という、爆笑ものの弁解をしました。そして、大麻喫煙疑惑を払拭するかのように、大麻弾圧を強化しました。共和党のシュワちゃんも自らの政治的立場を維持するために、ホントは大麻好きなクセに却って大麻否定の強行姿勢に出るのではないかという懸念もありましたが、カリフォルニア州の財政危機も幸い?して、今回の法案署名でそれは杞憂になりそうです。
それにしても、朝日の記事、『「医療大麻」と称して大麻使用が広がっており』という表現に、なんとか大麻を否定したいという尻尾が見え隠れしてますね。なーにが「医療大麻と称して」だろう。大麻に限らず、政局絡みの話にしても、「不偏不党」や「言論の自由」などと称して、偏向しきった記者クラブ談合報道を垂れ流しているくせに。
今後、ますますアメリカの大麻合法化の動きは活発になり、日本のメディアでも扱われる機会が増えるでしょう。どんな報道がなされるか、しっかり監視する必要がありますね。そして、マスコミの報道に偏見や誤りがあれば、みんなでどんどん抗議し、それをネットに公開しましょう。
http://www.asahi.com/international/update/1002/TKY201010020109.html
この朝日の記事は、「カリフォルニア: 大麻所持「違反」化法案が議会を通過、知事の承認待ちに」の続報といった内容で、11月の大麻合法化(規制と課税)住民投票(Prop19)の前哨戦ともいうべき法案でした。シュワルツェネッガー知事の署名を得て、大麻所持を刑事罰の対象から外し、罰金のみとしたわけです。
シュワルツェネッガー知事に関しては、学生時代にパーティーで大麻を吸っている動画がネットで公開されたこともありました。かつて、クリントンが大統領だったときにも、過去の大麻喫煙がスキャンダルとして報じられ、クリントンは「口にはしたけど肺まで吸い込んでいない」という、爆笑ものの弁解をしました。そして、大麻喫煙疑惑を払拭するかのように、大麻弾圧を強化しました。共和党のシュワちゃんも自らの政治的立場を維持するために、ホントは大麻好きなクセに却って大麻否定の強行姿勢に出るのではないかという懸念もありましたが、カリフォルニア州の財政危機も幸い?して、今回の法案署名でそれは杞憂になりそうです。
それにしても、朝日の記事、『「医療大麻」と称して大麻使用が広がっており』という表現に、なんとか大麻を否定したいという尻尾が見え隠れしてますね。なーにが「医療大麻と称して」だろう。大麻に限らず、政局絡みの話にしても、「不偏不党」や「言論の自由」などと称して、偏向しきった記者クラブ談合報道を垂れ流しているくせに。
今後、ますますアメリカの大麻合法化の動きは活発になり、日本のメディアでも扱われる機会が増えるでしょう。どんな報道がなされるか、しっかり監視する必要がありますね。そして、マスコミの報道に偏見や誤りがあれば、みんなでどんどん抗議し、それをネットに公開しましょう。
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